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2010年05月02日

大型客船レジェンド・オブ・ザ・シーズが横浜港に初入港万博開催の上海へ

レジェンド・オブ・ザ・シーズ
 大型客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(7万トン)が2日午前、横浜港に初入港した。午後には日本人客約1500人を乗せ、万国博覧会が開催されている中国・上海を目指し8泊9日クルーズに向かった。

 船内にはロッククライミング壁面やミニゴルフ場、スパやプールをはじめ、大型の劇場や免税店、カジノなどを備えている。インヴァー・ヌッセン船長は「船内ではカジュアルな雰囲気を楽しんでほしい」と話した。

 米国のロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航するバハマ船籍の客船で、1995年に就航。乗客が日本人で占めるのは今回が初めてという。

 親子3代の家族8人で乗船する横浜市泉区の会社員高橋司さん(37)は「初めて外国船に乗ろうと昨年秋から計画してきた。上海万博に行きたい」と話していた。

 10日と18日にも横浜港に寄港する予定。
posted by ちーず。 at 20:43 | TrackBack(0) | 横浜市

歴女もビックリ!威風堂々「厚紙の鎧」作品展開催中

麻溝台の市立相模原麻溝公園
 元県職員の吉本修一さん(69)=相模原市南区東林間=が厚紙で作った鎧(よろい)の作品展が、同区麻溝台の市立相模原麻溝公園内の管理事務所で開かれている。入場無料。3日まで。

 石こうを塗り、表面を工芸漆で仕上げた厚紙で作った鎧11領、兜(かぶと)6頭が飾られている。中でも目を引くのが、「赤糸威大鎧」を再現したもの。高さは約110センチで、4千枚以上の厚紙で表現している。制作には2年かかったという力作だ。このほか、直江兼続や伊達政宗のものとされる兜なども再現している。

 会場には歴史好きの女性「歴女(れきじょ)」も訪れ、竹中半兵衛が好きという女子美術大2年の中田ゆりえさん(19)は「紙でできているとは思えない。手が込んでいて迫力がある」と驚いていた。

 県立横浜南養護学校の校長を務め、定年後に本格的に鎧作りに打ち込んだ。将来は一番お気に入りの武将、武田信玄の鎧を作りたいと意気込む吉本さん。「鎧には時代ごとの美意識が反映されている」と来場を呼び掛けている。

 会場には自由にかぶれる兜もある。午前9時から午後4時まで。
posted by ちーず。 at 15:08 | TrackBack(0) | 相模原市

丸山城址公園がオープン芝生広場で親子連れ楽しむ

丸山城址公園
 中世の城があったされる伊勢原市下糟屋の丘陵地に建設が進められていた「丸山城址(じょうし)公園」が完成、1日オープンした。1998年の事業開始から、文化財調査や用地買収などで、12年がかりで完成となった。

 同公園は面積約2・4ヘクタールで、ひな段状の丘陵地帯に周囲の自然を残して整備した。上段部には直径70メートルの円形に近い多目的芝生広場やベンチ、屋根の付いた休憩施設、あずまやなどが配置され、下段部には幼児や児童の遊び場として滑り台や回転遊具などやトイレが設けられた。総事業費は約22億200万円。

 オープンした1日は、連休中で好天にも恵まれ、多くの親子連れが訪れていた。多目的芝生広場では、ボール遊びに興じる親子が歓声を上げていたほか、あずまやでは軽食や飲み物持参の子どもたちが笑顔で楽しんでいた。

 同公園は、区画整理事業予定地だったが、市の調査から堀、土塁などの城郭遺構が確認され、室町時代後半の陶器などが出土した。1998年に都市計画公園事業の認可を受け、06年から08年度にかけて遺構の確認調査を行った。結果、太田道灌の主君上杉定正に関連する城の可能性が考えられるとしている。城郭遺構は公園の下に保存されている。
posted by ちーず。 at 15:06 | TrackBack(0) | 伊勢原市

鎮座800年の杉山神社62年ぶり祝いの子供たちの稚児行列

杉山神社
 昨年9月に鎮座800年を迎えた横浜市南区宮元町の杉山神社で1日、子どもたちの「稚児行列」が行われた。特別な記念のときにだけ行われるこの行事は、現在の社殿が完成した1948年以来、62年ぶり。

 鮮やかな稚児衣装を着た3歳から小学校3年までの子どもたち70人は、父母らとしっかり手をつなぎ、杉山神社から蒔田駅南口商栄会、蒔田商店街、鎌倉街道をゆっくりと歩いた。

 子どもたちが手に持った「幸運の鈴」の音を聞くと、幸せになれるという言い伝えがあるという。商店街には、子どもたちのならす鈴の音が、しゃんしゃんとにぎやかに響いた。近くの住民たちも顔を出し、「元気ね」などと子どもたちに声を掛けた。

 神奈川区から参加した男児(5)は、「(着慣れない衣装)服は、少しきつかったけど、楽しかった」と満足げだった。
posted by ちーず。 at 15:04 | TrackBack(0) | 横浜市

2010年05月01日

芸術家と交流楽しめる「ふじのアート・ヴィレッジ」人気

ふじのアート・ヴィレッジ
 芸術で町おこしに取り組んできた旧藤野町地区に「ふじのアート・ヴィレッジ」(相模原市緑区牧野)がオープンし、人気を集めている。9棟のコンテナ(約10平方メートル)内をギャラリーにし、旧藤野町地区を中心に活躍するアーティストの作品の展示、販売などを行っている。作者とコミュニケーションを楽しみながら、ものづくりの実演も見学できる。

 出展しているのは、蚕から育てる藍(あい)染めに取り組む染色家ブライアン・ホワイトヘッドさん、身の回りの風景や思いをやさしく描く水彩画家松永悠一郎さん、ポップで自由な画風の画家山本能理雄さんら。旧藤野町に築窯した陶芸作家の陶磁器や、個性あふれるガラス工芸、牛革と帆布を使ったトートバッグ、寄せ植えなどもある。

 運営委員会代表の桑原敏勝さん(58)は「ぜいたくではないけれど、作品に敬意を表せるようなギャラリーを目指した」と語る。

 土日・祝日の午前11時〜午後5時。問い合わせは、運営委員会事務局中村賢一さん電話090(5564)6776。
posted by ちーず。 at 20:51 | TrackBack(0) | 伊勢原市

俳優の阿藤快さんが北条早雲役に北条氏しのび3日に五代祭り

小田原北條五代祭り
 小田原城(小田原市城内)の周辺で3日、第46回小田原北條五代祭りが開催される。初代小田原ふるさと大使の一人に就任したばかりの俳優・阿藤快さんが北条早雲役で騎乗する。

 戦国時代に小田原城を居城とした北条氏をしのぶ小田原最大の祭りで、市観光協会の主催。

 小田原城銅門(あかがねもん)広場に早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直の五代各隊と武者隊、姫隊など50隊約1800人が集結。勝ちどきを上げた後に出陣し、約2・7キロをパレードする。

 今回は風魔忍者の一団に頭領の風魔小太郎が加わり、町中で初めて華麗なアクションを披露する。

 出陣式は午後0時半から、パレードは同1時20分ごろから。問い合わせは、同協会電話0465(22)5002。
posted by ちーず。 at 00:19 | TrackBack(0) | 小田原市

心霊スポットの旧病院跡地を厚木市が取得

旧病院跡地
 心霊スポットとして取り上げられ、10年以上荒れ放題で廃虚のまま放置されてきた厚木市山際の旧病院跡地について、厚木市は30日、大阪府堺市の公売を落札し取得した、と発表した。旧病院跡地は落書きや火事、事件などが発生していて、住民から「迷惑施設」解消の要望が強かった。市は建物を撤去し、将来は公園用地として使途を検討していくという。

 取得したのは土地約2600平方メートルと、鉄筋5階と8階建てなどの建物約5100平方メートル。価格は1263万円。

 厚木市によると、病院は1979年に「河野病院」として開設され、その後経営者が変わって「山際病院」「厚木恵心病院」となり、恵心病院は97年4月に休業し2003年1月に廃止された。150床の老人病院だったという。

 休業状態になって以降、管理者が実質上不在で、建物への落書き、ごみの不法投棄をはじめ、市が把握しているだけで火災が4件、強盗事件1件が発生したという。国道129号沿いで、廃虚が目立ち、テレビ番組などで心霊スポットとして取り上げられていた。昨年9月の強盗事件は、肝試しの少年らが別のグループに襲われて現金を奪われたという。

 地元からの再三の迷惑施設解消要望を受け、市は対策を検討してきたが、権利関係が複雑だった。しかし、所有者の宗教法人(大阪府)から堺市が税の滞納で差し押さえ、公売することになったため今月23日に落札したという。取得価格は市の見積額約3200万円より低かったが、建物撤去費用は市の負担になる。

 跡地周辺は、市の都市マスタープランで防災機能を持つ公園計画があり、跡地は公園用地として検討。その間、高さ3メートルの仮囲いをするなどして24時間態勢で警備していくという。

 長年の懸案解決に、付近の市民農園を借りている男性会社員(39)は「心霊スポットといわれ、暗くなるとぞろぞろと人が入り、廃虚で騒いでいた。あきらめていたが、市が取得してくれてすばらしい」と話していた。
posted by ちーず。 at 00:18 | TrackBack(0) | 厚木市