神奈川県内の過去のニュース記事を集めたブログです。
神奈川県内で過去にどんな事件・事故、
または出来事やイベントが起きたのかなどを、
簡単に検索することができる便利なブログです。
2010年05月10日
新江ノ島水族館に海の武士勢ぞろいアメリカカブトガニなど展示
新江ノ島水族館(藤沢市片瀬海岸)は端午の節句にちなみ、「鎧(よろい)や兜(かぶと)をまとった生き物たち」を31日までテーマ水槽で展示している。海の中にも、戦国時代の武士のように甲冑(かっちゅう)をまとって外敵から身を守る生き物がいるという。
兜を思わせる甲羅を持つアメリカカブトガニは、カニよりもクモやサソリに近い生き物。恐竜がいた時代から、ほとんど姿が変わっていないので「生きた化石」とも呼ばれる。甲羅は硬いキチン質(つめと同じ成分)でできていて、脱皮を繰り返して成長する。
アヤメエビス、アカマツカサなどイットウダイの仲間は、鎧のような硬いうろこで全身が覆われているためソルジャーフィッシュ(兵士魚)という英名が付いている。その多くは夜行性で、昼間は暗い岩陰や洞穴などに潜んでいる。
イセエビの仲間は、いかつい殻が甲冑を連想させることから「具足海老」の別名を持つ。しかし、その触角は意外にも折れやすく、外敵が折れた触角にかぶりついている間に逃げるという、武士の風上にも置けぬ振る舞いをするそうだ。
posted by ちーず。 at 13:41
| TrackBack(0)
| 藤沢市
昔ながらの製法でお茶作り日本民家園ボランティアが実演
川崎市多摩区枡形の生田緑地にある市立日本民家園で8日、昔ながらの製法によるお茶作りの実演が披露された。6年前から同園ボランティアの「炉端の会」メンバーが行っており、和気あいあいとしたムードの中、園内にはお茶の香りがほのかに漂った。
お茶作りが行われた古民家は300年以上前、清川村に建てられた岩澤家。同村が茶の産地だったことなどから、園内の茶畑を手入れしようと取り組み始めたという。
メンバーらは、茶畑から摘んだ約2・7キログラムの茶葉をせいろでふかし、和紙の上などで乾燥。次に「ほいろ」と呼ばれる炭火で温められた製茶用の乾燥炉に茶葉を載せ、丁寧によったりもんだりしていった。
同区在住のメンバー(72)は「大勢の仲間と力を合わせながらコミュニケーションを取れるので楽しい。お茶作りで難しいのは、ふかす時間のあんばい。茶葉を触った感じで調整している。今年はできがよいみたい。後でおいしく飲めそうですね」と話していた。
posted by ちーず。 at 13:38
| TrackBack(0)
| 川崎市
地図と絵はがきで国府津の変遷たどる特別企画展を開催
地図と絵はがきで小田原市国府津の変遷をたどる特別企画展が、ギャラリー「寄りあい処(どころ)こうづ」(同市国府津3丁目)で開かれている。国府津に住む劔持雅章さんのコレクションの一部を展示する。22日まで。入場無料。
劔持さんは、明治後期から大正にかけての測量原図の写しとみられる国府津村(当時)の地図を収集。89ある字(あざ)のうち、1番の「境」から89番の「ヲタシ領」までのすべてを網羅した。このうち今回の展示では、土地の区分や番地が詳細に記載された九つの字の地図が並ぶ。
明治から大正にかけて販売された絵はがき約100枚は、国府津海岸での地引き網の様子、国府津と熱海を結んだ豆相汽船、小田原電気鉄道の国府津停車場などを紹介している。現在の街並みを写した写真が添えられ、当時と見比べることができる。
このほか、東海道線初の駅弁を国府津駅で販売した東華軒の鯛飯(たいめし)やサンドイッチなどの包み紙、豆相汽船と国府津停車場のジオラマなども並ぶ。
水曜定休。平日は午後1〜6時、土日・祝日は午前10時〜午後5時。問い合わせは、同ギャラリー電話0465(47)0933。
posted by ちーず。 at 13:36
| TrackBack(0)
| 小田原市
石器や古銭などで2万年間の歴史学ぶ古墳展示館で特別展
旧石器時代から現代までの秦野の歴史が分かる「遺跡・遺物が語る秦野の歴史2010」が秦野市堀山下の市桜土手古墳展示館で行われている。6月27日まで。
展示されているのは、1994年に秦野駅南口の区画整理で出土した旧石器時代の石器をはじめ和同開珎、つぼ、長さ約40センチの石刀から、宝永の富士山噴火(1707年)の火山灰、軽便鉄道のレールの一部や第2次大戦中の鉄かぶと、慰問袋まで約180点。
同館では、小学校6年生が授業で学ぶ日本の歴史に合わせ過去3回、縄文時代から室町時代までの特別展を実施してきた。今回は市内の遺跡からの出土品や近現代までの資料を展示、約2万年にわたる秦野の歴史が分かるようになっている。
また、同館が1990年にオープンしたことから、開館20周年記念として「写真でみる秦野1990」と題したパネル展も行われている。市史編さん室が発行した写真集から「大雪に見舞われた市街地」「東小学校の木造校舎」「秦野の映画館」など当時を振り返る30点が展示されている。11月28日まで。
午前9時〜午後5時。入場無料。問い合わせは同館電話0463(87)5542。
posted by ちーず。 at 13:34
| TrackBack(0)
| 秦野市
記念艦三笠の観覧者36年ぶり15万人を突破
記念艦三笠(横須賀市稲岡町)の2009年度観覧者が36年ぶりに15万人を突破した。同艦に乗り組んでいた秋山真之が主人公のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」の放映に加えて多彩なPR活動が功を奏し、08年度より30%以上増えた。10年度は同艦復元50周年に向けた企画展が予定されており、さらなる上乗せを目指す。
三笠保存会によると、09年度は有料観覧者13万9863人、中学生以下などの無料観覧者1万5947人の計15万5810人が三笠を訪れた。前年度より計3万8375人(32・7%)増え、1973年度(15万2997人)以来の15万人突破となった。
好調だった最大の要因は、司馬遼太郎原作の歴史小説のスペシャルドラマ放映。昨年11月からの第1部放映とともに、今年5月末まで特別展「秋山真之と正岡子規」を三笠艦内で開催するなど多彩な関連イベントや集客プロモーションを展開。横須賀市や横須賀商工会議所、京急電鉄の支援を受けて観覧者の誘導に努めた。
今年12月放映の第2部では日露開戦で三笠が登場する。来年5月の同艦復元50周年に向けた特別展も同2月から予定されており、三笠保存会の小山力事務局長は「09年度より2〜3割増の観覧者を目指したい」と話している。
posted by ちーず。 at 13:33
| TrackBack(0)
| 横須賀市
水墨画「竜虎図屏風」の複製小田原城で一般公開
室町時代の僧で絵師・雪村周継が描いた水墨画「竜虎図屏風(びょうぶ)」の複製が、雪村ゆかりの小田原城(小田原市城内)の天守閣展示室で一般公開されている=写真。9日まで。
原作と同じ6曲1双で、各双縦約1・6メートル、横約3・4メートル。右に竜、左に虎が向かい合って描かれている。文化財の複製プロジェクトに取り組むNPO法人・京都文化協会(京都市)とキヤノンが4月、箱根町湯本の早雲寺(千代田紹禎(じょうてい)住職)に寄贈した。
全国を遍歴した雪村は、小田原城主・北条氏の菩提(ぼだい)寺である同寺に滞在中、北条氏や高僧の援助を受けて本作を描いたとされる。千代田さんが「いち早く地元でお披露目したい」と、小田原北條五代祭りが開催された3日から公開した。
午前9時〜午後5時。高校生以上400円、小中学生150円。問い合わせは、同市観光課電話0465(23)1373。
posted by ちーず。 at 13:31
| TrackBack(0)
| 小田原市
小田原城址公園の「御感の藤」満開に
小田原城址(じょうし)公園(小田原市城内)の御茶壷(おちゃつぼ)橋近くに根を張る「御感(ぎょかん)の藤(ふじ)」が満開を迎え、薄紫色の長い花房(かぼう)を薫風が揺らしている。今週末まで楽しめそう。
マメ科のノダフジで、東側と中央の2本が面積約540平方メートルの棚につるを伸ばす。樹齢はそれぞれ200年と150年。
樹勢回復のための刈り込みや土壌改良といった“治療”が続けられており、3月下旬の低温の影響もあって花房の長さは例年より控えめな50〜100センチ。開花も1週間程度ずれ込んだ。
大正天皇が皇太子のころ、満開の様子をながめて感嘆されたことから、この名がついたとされる。かながわの名木100選、市指定天然記念物の一つ。問い合わせは市観光課電話0465(23)1373。小田原駅から徒歩約15分。
posted by ちーず。 at 13:29
| TrackBack(0)
| 小田原市