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2010年05月19日

丸太の森でムラサキの花が見ごろ根が紫色の染料や薬に

ムラサキ
 南足柄市広町の足柄森林公園丸太の森でムラサキの花が見ごろを迎えている。名前はムラサキだが、花は白でアリほどの大きさだ。昔は根が紫色の染料や薬として使われたという。

 23日に開催される全国植樹祭を記念し、公園内に万葉集に登場する植物を植えている万葉ボランティアグループが昨年秋に種をまいた。今月初旬に花を咲かせ、見ごろは6月いっぱいという。

 グループ代表の箭子(やご)清さん(95)は同公園の元園長。「皇室に縁のあるムラサキの花を、園を訪れる人に楽しんでもらいたい」とかくしゃくと話していた。
posted by ちーず。 at 15:06 | TrackBack(0) | 南足柄市

ウィンブルドンクラブ会長が初来日し国内テニス発祥の地で交流

横浜山手テニス発祥記念館
 テニスの4大国際大会の1つ、イギリスのウィンブルドン選手権を運営する「全英ローンテニスクラブ・ウィンブルドン」のティム・フィリップス会長(67)とクラブ会員が18日、日本のテニス発祥の地である横浜市中区の山手公園を訪問した。日本最古の会員制テニスクラブ「横浜インターナショナル・テニス・コミュニティ(YITC)」のメンバーと親善試合を行うなどして交流した。

 YITCによると、フィリップス会長と会員の計15人は、テニスを通じて日英の国際交流を促進しようと初来日。三渓園を訪ねた後、山手公園内の横浜山手テニス発祥記念館を見学し、日本最古のテニスウェアやラケットなどの展示品を鑑賞した。松沢成文知事も歓迎し、バーベキューパーティーでも交流を深めた。

 山手公園は1870(明治3)年、国内初の洋式公園として造られた。ウィンブルドンでテニス競技が始まった翌年の1876年には、同園でイギリス人貿易商の妻らが日本で初めてテニスを行ったとされる。
posted by ちーず。 at 15:05 | TrackBack(0) | 横浜市

川崎発祥「長十郎梨」紹介で紙芝居地元小学校で授業

長十郎梨
 地元発祥の長十郎梨について学ぼうと、川崎市川崎区の市立東大島小学校で17日、市内で郷土おこしに取り組む市民団体「多摩川クラブ」のメンバーを講師に招いた授業が行われた。クラブ代表の俳優中本賢さんが長十郎梨を紹介する手製の紙芝居を披露し、参加した4年生約60人は真剣な表情で見入っていた。

 長十郎梨は、1893年に同区大師河原で”誕生”した。病気に強く多くの実を付けることから、一時は広く全国で栽培された。しかし、現在市内にある生産樹木は、多摩区のナシ園1軒のわずか26本だけで、その名を知らない子どもが増えているという。

 同校では、2008年から長十郎梨を通じた学習を始めており、多摩川クラブの協力を得て、今年4月には新しい苗木を植樹した。

 中本さんは紙芝居を使って川崎の歴史を振り返りながら、長十郎梨が誕生した当時の時代背景や由来を紹介。土地が稲作に適さず、苦肉の策としてナシ栽培が始まったことが伝えられると、子どもたちからは驚きの声が上がった。

 武内良介さん(9)は「長十郎梨は水分があって甘みもあるので好き。昔どんな風に品種が開発されたのか、もっと調べてみたい」と話した。

 4年生は、苗木の育成や収穫を体験するなど年間を通じて学習するという。
posted by ちーず。 at 15:02 | TrackBack(0) | 川崎市