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2010年05月26日
日本画家の室井さんが個展女優や歌舞伎役者らの人物ありありと
南足柄市在住の日本画家室井東志生さん(75)の個展が26日、同市関本の市文化会館で始まった。歌舞伎役者の坂東玉三郎さんや俳優の竹下景子さん、草刈民代さんらをモデルにした29点を展示している。
室井さんは福島県出身。舞妓(まいこ)や女優など人物中心に描いている。「人物が面白い。舞妓は20歳前。まだ女になりきれていない少女との間の妖しさに魅力を感じる。坂東さんも男でありながら女を演じる。男と女の間の妖しさがある」と話す。
友人が住んでいたこともあり、「水と空気がきれい」な南足柄に20年ほど前に越した。2004年、日展で内閣総理大臣賞を受賞した。
文化会館での個展は2回目。「普段は住んでいるだけで地元とあまり交流がない。せっかくなので地元の人に作品をぜひ見てもらいたい」と来場を呼び掛けている。
30日まで。入場無料。問い合わせは、市教委電話0465(73)8036。
posted by ちーず。 at 23:07
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| 南足柄市
宮大工「矢内家」の歴史や匠の技を公開絵図面や道具など展示
厚木市郷土資料館(同市寿町3丁目)で、愛川町半原の宮大工「矢内家」の歴史や匠(たくみ)の技を公開する展示会「半原宮大工・矢内匠家とあつぎ〜その技と仕事〜」が開かれている。矢内家が厚木市内で手掛けた建築物の絵図面や使っていた道具など約60点で、宮大工の歴史や技術を紹介している。6月20日まで。入場無料。
矢内家は、江戸時代から昭和まで5代続いた宮大工で、江戸城普請にも携わり、愛川町や厚木市内をはじめ県内外で活躍、神社・仏閣などの建物を残してきた。
展示会では、厚木市内の妙傳寺祖師堂(上依知)、船喜多神社(松枝)、清水小学校(妻田西)などの絵図面のほか、14代高光(1822〜1907)が描いた「獅子図」や大工道具、技術書などを展示している。宮大工の棟りょうは図面はもちろん、絵も描けなければならなかったという。
これら資料の多くは、半原で工務店を経営しながら矢内家を研究している鈴木光雄さんが所蔵。展示会に関連して30日午後1時半から、同資料館で鈴木さんが「矢内の技と仕事―あつぎの建物―」と題して講演する。
また、6月13日午後1時半から、厚木市古民家岸邸で鈴木さんを講師に墨付けや鉋(かんな)削り体験が行われる。
問い合わせは、同資料館電話046(225)2515。
posted by ちーず。 at 23:05
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| 厚木市
ペリーの時計が再び時を刻む修理し動く状態で公開へ
日米和親条約を締結したペリーが、江戸末期に来航した静岡・下田の武士に贈った時計が29日から、横浜市中区の横浜開港資料館で公開される。これまでに動かない状態での展示はあったが、今回は古時計研究家によって修理され、動いている状態では初めて公開する。
時計は1850年前後に米国で製造されたもので、ぜんまい式。高さ33・5センチ、幅24・5センチ。1時間おきに「ポーン」と時報が鳴る。
時計は1854年に下田に来航したペリー艦隊から、下田奉行所の武士・山本謙兵衛に贈られた。現在の所蔵者である横浜市港北区在住の但馬惟義(これよし)さんの祖父・惟孝(これたか)さんが、1890年にこの武士から譲られたという。
但馬さんの自宅に残る時計の来歴を記した記録などから、同館がペリー艦隊が日本に持ち込んだ時計と確認した。時計は昨年、古時計研究家によって修理され、再び動き始めたという。
同館では「150年以上前の時計の音を聞きに来てほしい」と来場を呼び掛けている。
6月6日まで。月曜休館。入館料一般200円、小中学生100円。開港記念日の2日は入館無料。問い合わせは同館電話045(201)2100。
posted by ちーず。 at 23:03
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