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2010年05月29日

ベイブリッジくぐれず「QM2」の2011年寄港地は大阪港に横浜港では見納めの可能性

クイーン・メリー2
 世界最大級の豪華客船「クイーン・メリー2」(QM2)が、2011年の日本寄港地を横浜港から大阪港に変更することが27日、分かった。横浜には日本初寄港の09年から2年連続で寄港したが、横浜ベイブリッジをくぐれず貨物船専用岸壁に誘導したため、乗客から不満が出ていたという。

 運航するキュナード・ラインが同日までに横浜市に伝えた。今後の解決策も見当たらず、横浜港では今年2月の寄港が見納めになる可能性が出てきた。

 QM2は日本に寄港する客船では過去最大の15万1400トン。「洋上の宮殿」と称される。世界一周クルーズの日本寄港地として大阪、長崎、神戸港などが積極的に誘致している。

 横浜市は09年の横浜開港150周年の目玉として、日本初寄港の誘致に成功。しかし海面からの高さが62メートルあり、かつての豪華客船「クイーン・エリザベス2」(QE2)を想定して造られたベイブリッジ(橋下約55メートル)を通過できず、大さん橋国際客船ターミナルへの着岸を断念。大黒ふ頭に着岸した。

 臨時の客船施設が設けられたが、乗客がつまずき転倒するトラブルもあったという。キュナード・ライン側は「乗客に不便を掛けており、横浜市に改善を求めてきた」(日本代理店クルーズバケーション)が、解決策が見いだせなかった。

 横浜市港湾局賑(にぎ)わい振興課は「限られた予算の中でベストを尽くした。大さん橋に着岸する客船の誘致に引き続き力を入れたい」と話している。
posted by ちーず。 at 16:06 | TrackBack(0) | 横浜市

幻の「ヒマラヤの青いケシ」ブルーポピー箱根湿生花園で見ごろ

箱根湿生花園
 「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれるブルーポピーが、箱根湿生花園(箱根町仙石原)で見ごろを迎えた。

 ヒマラヤ周辺の寒冷地で約45種が確認されている。1913年に英国の探検家が発見し、「幻の花」として広まった。

 標高3千〜4千メートルの高地に自生するメコノプシス・グランディスとメコノプシス・ベトニキフォリアの2種計約200株が咲く。今月中旬に開花した。

 夏日が続くと枯れる繊細な花だ。初夏の空のように青く澄んだ「幻」は、6月初めまで見られそう。

 午前9時〜午後5時。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。
posted by ちーず。 at 16:03 | TrackBack(0) | 箱根町

「戦争の悲惨さ知って」横浜大空襲経験の元校長が体験談語る

横浜大空襲
 65年前の1945年5月29日。横浜市中区で横浜大空襲に見舞われた元横浜市立高校長の石原洋二さん(76)=町田市=が27日、横浜市港北区の市立大綱中学校で体験談を語った。家や塀が焼け、爆撃も続く中、祖母と叔母の手を引いて逃げた壮絶な記憶を初めて公に語ったという石原さん。被災時の自分と同年代の中学1年生約280人に「戦争の悲惨さを知ってほしい」と呼び掛けた。

 石原さんは今も空襲体験を詳細に覚えている。その日は平日で、両親は仕事、3歳上の兄は勤労動員で外出。自宅には祖母と叔母、病気療養のため疎開先から戻った11歳の石原さんの3人がおり、警報とともに庭の防空壕(ごう)に入った。

 聞いたことがないような激しい音が通り過ぎた後、外へ出てみると自宅も近隣の家も燃えていた。火の海の中を逃げるが、戦闘機が追ってくる。逃げ遅れた人が撃たれ、跳ね上がったのも見えたが、ひたすら逃げた。ようやく着いた避難先の三渓園ではやけどを負った人々が泣き叫び、食糧を求めて向かった小学校には焼死体が丸太のように並んでいたという。

 講演会は平和学習の一環で同校が企画、生徒らは石原さんの話に真剣に耳を傾けていた。植松雪乃さん(12)は「住んでいた街がなくなるほどの空襲だったと聞いて、あらためて戦争の恐ろしさが分かった」と話していた。
posted by ちーず。 at 15:59 | TrackBack(0) | 横浜市

記念艦「三笠」で日本海海戦105周年記念式典開催

記念艦三笠
 日露戦争の日本海海戦の105周年を記念した式典が27日、横須賀市稲岡町の記念艦三笠で開かれ、吉田雄人市長や海上自衛隊、在日米軍関係者ら約400人が参加した。

 三笠保存会の主催。1905年(明治38年)5月27日、日本海軍は日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破し勝利したことから、毎年この日に開催している。

 式典では、同保存会の増田信行会長が「小国日本が大国ロシアに勝利できたのは国を守る気概や犠牲をいとわない精神があったから」などとあいさつ。また、横須賀地方総監の松岡貞義海将は「ロシアを破った日本海軍のように、海戦において勝利し祖国を守るという大目的に向かって脈々と流れる海軍精神は不滅」と祝辞の言葉を述べた。
posted by ちーず。 at 15:55 | TrackBack(0) | 横須賀市