
大型客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」(7万トン)が2日午前、横浜港に初入港した。午後には日本人客約1500人を乗せ、万国博覧会が開催されている中国・上海を目指し8泊9日クルーズに向かった。
船内にはロッククライミング壁面やミニゴルフ場、スパやプールをはじめ、大型の劇場や免税店、カジノなどを備えている。インヴァー・ヌッセン船長は「船内ではカジュアルな雰囲気を楽しんでほしい」と話した。
米国のロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航するバハマ船籍の客船で、1995年に就航。乗客が日本人で占めるのは今回が初めてという。
親子3代の家族8人で乗船する横浜市泉区の会社員高橋司さん(37)は「初めて外国船に乗ろうと昨年秋から計画してきた。上海万博に行きたい」と話していた。
10日と18日にも横浜港に寄港する予定。