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2010年05月22日
風船爆弾や細菌兵器の資料に驚き…中学生が登戸資料館見学
戦争や平和について考えようと、川崎市麻生区の市立はるひ野中学校の2年生約55人が20日、旧日本軍の研究施設を戦争遺跡として残した、同市多摩区の明治大学生田キャンパス内にある「登戸資料館」を見学した。授業の一環として、小中高生が団体見学するのは先月の一般公開後、初めて。同大学非常勤講師の渡辺賢二さん(67)のガイドの下、資料を見て回った生徒たちからは驚きの声などが上がった。
同資料館は旧日本軍の記録や戦争の歴史を後世に伝えようと、渡辺さんが市民や高校生らと20年以上かけて聞き込みや資料集めを行い完成させた。館内には、戦争末期に放たれたとされる風船爆弾の模型や、中国経済をかく乱するために製造された偽札など約800点が展示されている。
はるひ野中は授業で平和学習を行っており、戦争を知らない世代にも問題意識を持ってもらいたいと、見学を企画した。
最初は緊張した面持ちの生徒たちだったが、徐々に真剣な表情でメモを取るなど熱心に見て回った。風船爆弾の原料にコンニャクが使用されていたことや、牛の菌を使った細菌兵器が開発されていたことが伝えられると、どよめきが起こった。
資料館は小中高生の見学を受け付けている。問い合わせは、資料館電話044(934)7993。
posted by ちーず。 at 15:53
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| 川崎市
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