
日露戦争の日本海海戦の105周年を記念した式典が27日、横須賀市稲岡町の記念艦三笠で開かれ、吉田雄人市長や海上自衛隊、在日米軍関係者ら約400人が参加した。
三笠保存会の主催。1905年(明治38年)5月27日、日本海軍は日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破し勝利したことから、毎年この日に開催している。
式典では、同保存会の増田信行会長が「小国日本が大国ロシアに勝利できたのは国を守る気概や犠牲をいとわない精神があったから」などとあいさつ。また、横須賀地方総監の松岡貞義海将は「ロシアを破った日本海軍のように、海戦において勝利し祖国を守るという大目的に向かって脈々と流れる海軍精神は不滅」と祝辞の言葉を述べた。