
「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれるブルーポピーが、箱根湿生花園(箱根町仙石原)で見ごろを迎えた。
ヒマラヤ周辺の寒冷地で約45種が確認されている。1913年に英国の探検家が発見し、「幻の花」として広まった。
標高3千〜4千メートルの高地に自生するメコノプシス・グランディスとメコノプシス・ベトニキフォリアの2種計約200株が咲く。今月中旬に開花した。
夏日が続くと枯れる繊細な花だ。初夏の空のように青く澄んだ「幻」は、6月初めまで見られそう。
午前9時〜午後5時。問い合わせは、同園電話0460(84)7293。